一生プログラミングを続けよう

この数日、ただ本を読んでいるだけなんですが、Objective-Cがちょっとでも理解できてくることが、とても楽しい!本当に楽しいのです。
すると不思議なことに、自分の気持ちがどんどんポジティブになってアクティブになって、いつもの仕事に対してもすごく高いモチベーションを維持できるようになった気がします。

なぜこんなにポジティブになれるんだろう?自分で自分に問いかけてみました。そして出した答えは「プログラミングという原風景」が、わたしの中にあるのだということです。

プログラミングを少しずつ覚え、仕事ができるようになり、社会人としての自信もついてきた若い頃は、自分の成長を実感できる体験があると、とても嬉しかったことを覚えています。例えば、入社してから3年近く経ったある日、本当に突然「ポインタの神様」が自分に降りてきたとき、飛び上がりたくなるぐらい嬉しかったということがありました。

このような経験を繰り返していくことで、わたしはこの業界で20年生きていけるだけ成長しました。つまり「自分の成長=プログラミングの習得」で育ってきたので、この経験をまた新たにすることで、すぐに「成長した自信スイッチ」がポンッ!と簡単に入るのではないかと思います。

ありがたいことに、ITという世界は常に新しい技術やプログラミング言語が生まれています。学びのネタは尽きません。仕事でたとえどんな役割になろうとも、ほんの少しでも新しいプログラミングを習得し続けることは、プログラマとして社会に生まれ出た自分の自信を、いつも高めてくれるものだと思います。

10年近くプログラミングから離れていたわたしは、どこかで自分に対する自信を失っていたように思います。もちろん今の役割で期待されている仕事を通して自信を持つことは最も重要なことですが、自分の原点を忘れないことは、今まで生きてきた自分と今の自分を重ね合わせても「ぶれない」自分でいられるのではないでしょうか。

だからわたしは、少しでもいいから、一生プログラミングを続けようと心に決めました。